喜界町青年連絡協議会とは?

喜界島にゆかりを持つ若者が集い、互いに学び合い、島の未来を築くために活動している社会教育団体です。
「エンジョイ喜界島」を合言葉に、行政や地域の先輩方と連携しながら、「住んでいて楽しく、帰りたくなる・訪れたくなる島づくり」を実践しています。

MISSION

ミッション

01

若者が主体となり、島を元気にする

  • 行政や地域の大先輩方とともに、信頼関係で結ばれた”総合的な若者組織”として機能。
  • 各集落の青年団と連携をとりながら、島全体を横断するプロジェクトや調整を手掛ける。

02

“楽しい故郷づくり・自分づくり”

  • 町青協は、「住んでいて楽しい故郷であること」と「自分たちの成長や挑戦の場になること」を両立させる活動を目指します。
  • 若者の想いやアイデアを歓迎し、自由に形にする風土があるのが特徴。

HISTORY

沿革

1995

12 月

正式発足

終戦50周年の年に行われた「サバニ・ピース・コネクション」の受け入れや、若者有志の交流がきっかけとなり、「喜界町青年連絡協議会(町青協)」が正式に誕生しました。
当初は島内在住の若者が集まり、「親睦交流しながら、島を盛り上げるにはどうしたらいいか」を模索する小さな組織でした。

1996

8月31日

サマーフェスタ in スギラ ’96 誕生

町青協が企画・運営する若者版夏祭りコンサートとして、「サマーフェスタ in スギラ ’96」が開催。 従来の祭りとはひと味違う音楽フェス形式を取り入れ、多くの島民や島外からの観客を魅了し、喜界島最大級のフェスへと成長していきました。

2024

その後

新生喜界町青年連絡協議会 再始動

各集落の青年団が独立したり、メンバーの就職・進学などで一時的に活動が縮小する時期もありましたが、島外に出ても「喜界島を想う」若者たちの声が途絶えることはありませんでした。
2025年、新たなメンバーを加えた「新・町青協」が本格始動。”エンジョイ喜界島”のスローガンを前面に打ち出し、様々なイベントやプロジェクトを企画中です。

ミッション宣言:エンジョイ喜界島

愛・平和・音楽・祭の4つのキーワードを軸に、「島民みんなが喜界島をエンジョイできる場」を生み出し続ける。
それに共鳴するなら、年齢や出身、集落問わず誰でも関わることができるオープンな組織。

ACTIVITY DETAILES

具体的な活動内容

サマーフェスタの運営

町青協が誕生させた「サマーフェスタ in スギラ」は、喜界島の代表的な音楽フェスに成長。
2025年はさらに新しい要素を取り入れ、全国からロゴ公募を行うなど、”30周年(2026年)”に向けて大刷新中。

サバニ一周プロジェクト

かつて喜界島で行われたサバニ(沖縄周辺の伝統木造船)の航海を、
2025年に復活させる計画。
修繕中のサバニで、2日間かけて島を一周し、
”若者らしい冒険と連帯感”を体現する大型プロジェクト。

イベント企画・運営

春夏秋冬のフェスやサウナイベント、キャンプファイヤー、名浜でのビーチフェス、神社での祭りなど、多彩なアイデアが浮上中。
過去には大規模交流会や、太鼓イベント、クラシックコンサートなど、島民が楽しめる仕掛けを実施。

オリジナルグッズの開発・販売

島の魅力や文化をデザインしたTシャツ、ステッカーなどを制作予定。
SNSやWeb通販を活用し、島外の人々にも”喜界島を感じる”グッズを提供予定。

ORGANIZATION

組織体制

顧問・代表メンバー

行政や地域の有力者、過去に町青協を支えてきた先輩方が顧問としてサポート。 新たに選ばれた会長、副会長、事務局長などが運営の中心となり、若手メンバーを牽引。

島の青年団との連携

集落ごとに存在する青年団とも密に連携し、必要に応じて協力を仰いだり、一緒にイベントを作り上げたりする。

SNS・広報チーム

活動の様子をSNSやYouTube(例:喜界島TV)で発信し、島外の”島んちゅ”や支援者とも繋がる。 生配信や録画配信を通じて全国に喜界島の魅力を届ける。

FUTURE

喜界町青年連絡協議会のこれから

2025

ロゴ公募と新プロジェクト

サマーフェスタ2025に向けたロゴ募集や、サバニ一周プロジェクトを起点に、以前より大きな動きを計画中。
寄付・スポンサーシップの募集にも注力し、二世・三世の島外在住者とも連携。

2026

サマーフェスタ30周年

サマーフェスタが誕生して約30年を迎える節目。
これまで培った歴史や平和への祈りを継承しつつ、若い世代による新時代のエンターテインメントへと進化させる。

長期ビジョン:「喜界島に住む人が主役」

小さな島だからこそ、ひとりひとりの声や情熱がダイレクトに形にできる。
町青協は、そんな”手作りの祭りやプロジェクト”を通じて、若者が輝く喜界島を実現していきます。