HOME > 町青協とは?
喜界島にゆかりを持つ若者が集い、互いに学び合い、島の未来を築くために活動している社会教育団体です。「エンジョイ喜界島」を合言葉に、行政や地域の先輩方と連携しながら、「住んでいて楽しく、帰りたくなる・訪れたくなる島づくり」を実践しています。
終戦50周年の年に行われた「サバニ・ピース・コネクション」の受け入れや、若者有志の交流がきっかけとなり、「喜界町青年連絡協議会(町青協)」が正式に誕生しました。当初は島内在住の若者が集まり、「親睦交流しながら、島を盛り上げるにはどうしたらいいか」を模索する小さな組織でした。
町青協が企画・運営する若者版夏祭りコンサートとして、「サマーフェスタ in スギラ ’96」が開催。 従来の祭りとはひと味違う音楽フェス形式を取り入れ、多くの島民や島外からの観客を魅了し、喜界島最大級のフェスへと成長していきました。
各集落の青年団が独立したり、メンバーの就職・進学などで一時的に活動が縮小する時期もありましたが、島外に出ても「喜界島を想う」若者たちの声が途絶えることはありませんでした。2025年、新たなメンバーを加えた「新・町青協」が本格始動。”エンジョイ喜界島”のスローガンを前面に打ち出し、様々なイベントやプロジェクトを企画中です。
愛・平和・音楽・祭の4つのキーワードを軸に、「島民みんなが喜界島をエンジョイできる場」を生み出し続ける。それに共鳴するなら、年齢や出身、集落問わず誰でも関わることができるオープンな組織。
町青協が誕生させた「サマーフェスタ in スギラ」は、喜界島の代表的な音楽フェスに成長。2025年はさらに新しい要素を取り入れ、全国からロゴ公募を行うなど、”30周年(2026年)”に向けて大刷新中。
かつて喜界島で行われたサバニ(沖縄周辺の伝統木造船)の航海を、2025年に復活させる計画。修繕中のサバニで、2日間かけて島を一周し、”若者らしい冒険と連帯感”を体現する大型プロジェクト。
春夏秋冬のフェスやサウナイベント、キャンプファイヤー、名浜でのビーチフェス、神社での祭りなど、多彩なアイデアが浮上中。過去には大規模交流会や、太鼓イベント、クラシックコンサートなど、島民が楽しめる仕掛けを実施。
島の魅力や文化をデザインしたTシャツ、ステッカーなどを制作予定。SNSやWeb通販を活用し、島外の人々にも”喜界島を感じる”グッズを提供予定。
行政や地域の有力者、過去に町青協を支えてきた先輩方が顧問としてサポート。 新たに選ばれた会長、副会長、事務局長などが運営の中心となり、若手メンバーを牽引。
集落ごとに存在する青年団とも密に連携し、必要に応じて協力を仰いだり、一緒にイベントを作り上げたりする。
活動の様子をSNSやYouTube(例:喜界島TV)で発信し、島外の”島んちゅ”や支援者とも繋がる。 生配信や録画配信を通じて全国に喜界島の魅力を届ける。
サマーフェスタ2025に向けたロゴ募集や、サバニ一周プロジェクトを起点に、以前より大きな動きを計画中。寄付・スポンサーシップの募集にも注力し、二世・三世の島外在住者とも連携。
サマーフェスタが誕生して約30年を迎える節目。これまで培った歴史や平和への祈りを継承しつつ、若い世代による新時代のエンターテインメントへと進化させる。
小さな島だからこそ、ひとりひとりの声や情熱がダイレクトに形にできる。町青協は、そんな”手作りの祭りやプロジェクト”を通じて、若者が輝く喜界島を実現していきます。